江草真治さん

霊長目 > チンパンジー

現在、安佐動物園のチンパンジーナナちゃんとユウコさん、サンボウ君の同居作戦中。人工授精で誕生したナナちゃん4歳4ヶ月(2003年11月30日現在)と34歳のユウコさん、1995年5月に円山動物園からナナちゃんの将来のお婿さんにとやってきたサンボウ君(10歳)の3人の同居がなかなか人間の思惑通りにはいかないようだ。2002年5月23日初めての朝の1時間だけの同居開始から今日まで一進一退のようだ。秋も深まる日、そんな子たちがいる安佐動物園に行った。始めて見るチンプの放飼場は画像で見るより狭く、10歳のサンボウ君が運動したりするスペースがほしいなあとか、もっと、スペースがあったら、お互いがちょっと気まずくても思い思いの場所で休息したり、遊んだりできるのに、、、とか思いながら見ていた。そんな時、や、や、ユウコさんが新聞紙を嬉しそうに持ってきた。読んでいる感じ、その後、サンボウ君の寝ている、電熱シートのあるスペースに行き、広げたりして遊んだりもしている。陽が射さなくなったら、ユウコさん今度は、寒さよけに麻袋を頭から全身すっかりかぶってしまった。また、石の床の上には、空のペットボトルがあり、飼育員さんにお聞きしたら、ひまわりの種とかを入れているそうだ。壁を隔てた隣の放飼場では、ナナちゃんが出入り自由の暖かい奥の部屋に行ったり、外に出てきたり、ブラキエーションをしたりして、楽しそうに遊んでいる。そうか、狭いながらも飼育員さんが、細部にわたり工夫しているのだ。以上が安佐動物園に行った時の事を書きましたが、3人の同居という大役を背負いながら、また、狭いながらも楽しい我が家を作るべく工夫をされている、飼育員江草さんをエンリッチメント大賞に推薦したいと思います。