ペンギン館とペンギンパレード

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北海道の太平洋側に位置する登別の気候を活かし、キングペンギン、イワトビペンギンの通年屋外飼育をしています。また、キングペンギンのパレードは季節を問わず行うことができます。野生動物を飼育するにはその動物がいた自然環境をできるだけ再現することが重要だと考えますが、ペンギンに関してそれを実行できている動物園、水族館は多くありません。登別マリンパークニクスではキングペンギン、イワトビペンギンを通年屋外飼育しています。夏でもしっかりと太陽の光を浴び、冬はキングペンギンがトボガン滑りをする。自然界で当たり前にあるものをペンギンたちに与えることができる環境です。ただ、どうしても運動不足になってしまうので『パレード』という形でお客様にも楽しんでいただき、ペンギンたちに運動をさせています。雪の上を歩くキングペンギンはときに雪を食べたり、腹ばいになったり、様々な姿を見せてくれます。登別マリンパークニクスでは、飼育羽数はそれほど多くありませんが毎年のようにキングペンギン、イワトビペンギンが産卵、繁殖しています。この飼育環境と適度な運動により、ペンギンが野生本来の行動を取り戻していると思います。