オオアリクイの給餌

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野生のオオアリクイの餌はアリですが、上野動物園ではトリひき肉、牛レバー、ドッグフード、ヨーグルト、卵黄、粉ミルク、バナナをミキサーでどろどろにしたものをあげています。その入れ物は梅酒のビンにペットボトルの上の部分を組み合わせたものでキーパーさんの手作り。それを針金でフェンスの外側にぶら下げてくれるので、オオアリクイが長〜い舌を使ってその中に入った餌を食べる様子を、すぐ目の前で見ることができます。驚くほど長い舌が別の生き物のように動いて、餌を絡め取る様は一見の価値ありです。入れ物が少し高い位置にかけられているので、オオアリクイはフェンスに前足をかけたりします。普段はあまりじっとしていないオオアリクイの顔や前足の大きな爪をじっくりと観察できるチャンスでもあります。この食事風景はは毎日午前９時半ごろと午後４時ごろに見られます。