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ミュンヘン動物園  訪ねた日:1996年9月(ちょっと古い?)


ミュンヘン中央駅からバスで15分ほどの場所にあります。歴史があり、新しい展示場と
古い獣舎とが混在しますが、全体にひろーい森の中の道を進みながら、動物に出会う
という配置がなされています。 ズーシューレという建物もありました。
小中学生がよく学校の授業で利用する建物です。

子ども動物園は日本の子ども動物園とくらべると、『総合的おたのしみひろば』という感じで、
ともかく広くて広くて、、、遊具(アスレチックのような)と動物とが混在していました。


フレーム
ヨーロッパバイソン
 アメリカバイソンに比べてやや細めで品がある(と
 私は思う) のんびり反芻中。うしろの木の山は、わりと細い
枝でした。たまにこれをかじったりしています。角でいじったり
遊びます。ひとつのエンリッチメントの工夫かも。。。
オカピ
 いつもお尻を向けるのがこの動物の特徴。他の動物園で出会っても、やはりおしりと「こんにちは」が多いです。 木の枝に取り付けられたステンレスのかごに、草が入っていました。 おなかが少し大きいようだったのでキーパーの方にうかがったら、
「妊娠はしていない」とのこと。

おもしろいサインがたくさん その1
 チーターの能力や、狩りの様子を図で表した看板これだけ
をとりだしてみると、どこかの「図鑑」のような感じです。字の
大きさもめちゃくちゃ小さい。
でも絵がきれいでした。

おもしろいサインがたくさん その2
 
こちらは、プルツェワルスキーホース(モウコノウマ)の看板。こちらもまた、字が小さい。でも、細密画を用いているせいか、これだけでも美しい感じで、思わず立ち止まる。ウマと人間の歴史が(多分)書いてある
おもしろいサインがたくさん その3
 
オオカミの行動を図示した看板。これをじっくり読む人がいるのにもびっくり。イヌのアンセスターだけ
あって、人々にはこうしたイヌの表現や行動に対する興味が
あるのかもしれない。それにしても、よくできた細密画。
子ども動物園への入り口
 吊り橋を渡るとそこは「子ども動物園」だった。 というわけで、そろそろと渡ってみた。 けっこう揺れる。下は池なので、緊張感も、、、、。
 そして長い長い橋の上からは、子ども動物園が全体眺められておもしろい。
ヤギの群れ
 吊り橋を降りたところは、たくさんのヤギが放し飼いになっ
ていて、うーーん、どこかで見た風景、、、と思ったら、そう、
神戸の王子動物園のつくりもこんな感じでした。箱の中に餌
が入っていて、いくらかお金を入れると餌の袋が出てくる仕
組み。
乗馬 
有料で子ども動物園一周ができる乗馬。コースができている。
このほかに、馬車に乗れるプログラムもあり。


モルモットの群れ
 100匹くらいのモルモットがロープを張ったコーナーに放し
飼い。そのまわりをウコッケイが遊んでいました。でも、モル
モットもウコッケイもあまり人気がありません。ゴートがグー 
という感じで ヤギばかりが人気者でした。
あっと驚く! なんと「ハシブトガラス」の展示
 檻の中に3,4羽のハシブトガラスがいました。
ドイツ語が読めなかったので残念。 
 分布図もありました。 たしかに、スズメやカラスの展示を本格的にしている日本の動物園はないなあ、、、。 
テナガザル展示(室内)
 段ボールが数個室内に。 床にはチップが厚く敷き詰められていました。 たぶん、この箱に、餌が少し隠してあるのだと思います。しばらくいじっていました。
テナガザル展示(屋外
 なぜか、バンブーが何本も垂直に立てられていて、そこのあいだにロープが張られていました。 竹はかなり古くて、やや黒ずんで、ところどころ亀裂が入っていました。でも、すべりおちることなく、ギボンは上手に竹をつかんで移動していました。
チンパンジーの檻
 チンパンジーは屋外ではごらんのような小さな檻で展示さ
れています。屋内は、写真を撮り忘れましたが、テナガザル
の屋内展示に似ています。パズルフィーダーや人工アリ塚
がありました。
 檻では、オスがだいぶ興奮していて威嚇行動がずっとみら
れました。
リスザルの森
 たぶん、この白い紙を貼った下は、分布図だったと思われます。あまりにも『噛まれる』1お客さんが多いので、急遽、このように『噛みますよ! 餌をあげないで』看板になったのでしょう。たくさんのリスザルが、オープンな展示のため、直接お客さんのところにとんできます。

報告者は 並木 美砂子 さん です。

並木さんのサイトはこちら。 ミュンヘン動物園のサイトはこちら
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