メルボルン動物園はオーストラリアで最も古い動物園
1862年に設立 市内中心部から4キロしか離れていない都会の動物園350種以上動物たちと生い茂る植物はここが都会だということを忘れさせます。3月下旬、肌寒いなか動物園に到着。裏門からガイドマップとパンフレットをもらい入場しました。どんな動物園も初めて行くところはドキドキします。入った時から広さと緑の多さにびっくり、いりくんだ仕組みの園内は迷子になりそうです。とてものんびりした雰囲気の動物園、古い趣はありつつ、展示の方法はいわゆる生態展示、ランドスケープ。動物たちの生活風景が見られました。
オーストラリアの動物園はオーストラリア固有動物の展示に力を入れる中、ここの動物園はオーストラリア産以外の動物もたくさんいました。特にゴリラは世界でも初めて人工繁殖に成功したそうです。また私が印象深かったのはアジアゾウの展示です。タイ現地の生活風景、文化を紹介し、建物や飲食店お土産店までタイ様式です。そしてゾウがあらゆる角度からじっくり見られるようになっています。リカオンもいます。リカオンの家族がくつろぐ放飼場の中を人が檻の中に入ってみる仕組みになっていま
す。そして日本では見ることのできないカモノハシもいます。オーストラリアの動物園でもカモノハシが見れるところは限られていると思います。薄暗い室内の水槽を、じっくり目を凝らしているとなんともユニークな体をもつ彼らの姿が見られます。思ったよりとても小さくて驚きました。カモノハシの解説は充実しています。爬虫類の展示にも力を入れています。右がその爬虫類館です。対面して大小の展示ケースが並んでいます。とにかく種類が豊富、バックヤードの一部もみられるようになっています。メルボルンの近くの島に生息地を持つフェアリーペンギンのかわいらしい姿も見ることができます。
毎日数回の飼育係による動物の解説や、ボランティアによるガイドも行われています。１月から３月までは夜間開園（ズー・トワイライト）も開催しています。
動物園ショップでA＄５売っていたZOOMAPはとても美しいイラストとステッカーがついて見たら絶対に欲しくなる一品です。
メルボルン動物園のwebサイトはこちら↓
http://www.zoo.org.au/