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動物園を学ぶ

おすすめ本紹介

動物園や動物園の飼育動物に関する本、人間と動物の関係を考えさせてくれる本の中から、特に市民ZOOネットワークがおすすめするものを紹介します。


※Amazon.co.jpのアフェリエイトを利用しています。
市民ZOOのサイトからAmazon.co.jpの本のページへ移動して本をご購入いただくと、売上げの一部が市民ZOOに寄付されます。


市民ZOOネットワーク 著

『いま動物園がおもしろい』

岩波ブックレットNo.623、2004.5.7
504円(税込)

 市民ZOOネットワークが初めて出版した本です。「生態的展示」や「環境エンリッチメント」など最近の動物園事情を紹介すると同時に、動物園をもっと楽しもう!参加しよう!という市民からの視点を大切にして執筆しました。写真も満載です。



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村田 浩一・楠田 哲士 監訳

『動物園学』

文永堂出版
ISBN 978-4-8300-3234-9
B5判 641頁
定価9450円+送料510円

 動物園に関する情報が体系的にまとめられた本、「動物園学」が文永堂出版から出版されました。これは、2009年に出版された「Zoo Animals: Behavior, Management, and Welfare」の和訳本です。動物園の「歴史」や「法」、動物の「行動」「繁殖」「健康管理」「栄養」、動物園の「施設」「飼育」「保全」「研究」「教育」、そして「動物福祉」や「環境エンリッチッチメント」などについて書かれています。市民ZOOスタッフも翻訳者として参加しています。動物園関係者はもちろん、動物や動物園に興味がある人にもお勧めできる、教科書的な一冊です。お値段は定価9450円+送料です。市民ZOOのサポーターの方や動物園関係者で購入を希望される方は、info@zoo-net.orgまでご連絡ください。

 

川端 裕人 著

『動物園にできること』

文藝春秋、1999.3.20
1,700円 (税込)

 アメリカの動物園は、最先端を行っている。生息地に行ったような生態的展示、ただ飼っているだけでは幸せにはなれない動物達への飼育の工夫、絶滅危惧種を救う種の保存計画と、最先端の人工繁殖技術、環境教育のための展示や教育プログラム開発など、目を見張る活動は多い。しかしちょっと立ち止まって考えてみると、実はその全てに一筋縄ではいかない裏側がある。動物園の可能性と限界を語る上で欠かせない必読書。

北九州インタープリテーション研究会 編著

『到津の森の詩』

向陽舎、2003.5.10
1,575円 (税込)

 2002年4月、北九州市に「到津の森公園」がオープンした。本書では、その前身である西鉄「到津遊園」の戦前から続く長い歴史にはじまり、閉園の発表、市民の署名によって決まった存続、そして新しいスタートまでの経緯が詳細に紹介されている。動物園の外から存続運動や新しい動物園づくりに関わった「北九州インタープリテーション研究会」の視点も興味深い。市民と動物園のつながりを考える上でぜひ読んでおきたい1冊である。

 

さとうあきら 著

『動物園アイドル図鑑』

世界文化社、2000.4.10
1,365円 (税込)

 全国の動物園のアイドル100頭近くの暮らしぶりやエピソードを紹介。優しい母さんに、やんちゃ坊。気の荒い彼女に、気弱な彼。 「個」として捉えることで、どの1頭もかけがいのないより近しい存在であることがわかるはず。さあ、お気に入りのアイドルに会いに行こう!

さとうあきら 著

『動物園が大好き』

新潮社、1997.11.
1,575円 (税込)

 初の「動物園動物図鑑」とも言える1冊。「動物がいない」「いつも寝ている」と言わず、これを読んで動物たちの日々の暮らしを知って動物園へ行こう!今まで見ることのできなかった動物たちのいきいきとした表情が、意外な動物園の姿が見えてくるはず。

 

さとうあきら 著

『動物園の動物』

山と渓谷社、2000.2.
1,050円 (税込)

 野生動植物を中心としたヤマケイポケットガイドシリーズの1冊。大きさや原産地から動物種を検索できるようになっているので、動物園に行く際、ポケットに忍ばせておくには最適。ライオンやアフリカゾウといった有名どころから、ヤブイヌやクビワペッカリーなど通も唸らせる動物まで紹介されている。

さとうあきら 著

『みんなのかお』

福音館書店、1994.11.
1,500円 (税込)

 みんながよく知っている24種類の動物たちの「顔」の写真絵本。私たちと同じように動物たちの顔も1頭1頭違い、特徴がある。優しい顔、怖い顔、笑った顔、怒った顔、賢そうな顔、気弱そうな顔。動物たちの個性が見えてきて、何度見ても楽しむことができる。「この顔に会いたかったら、この動物園に行こうよ」という願いがこめられているこの絵本。子供だけではなく、大人にもおすすめの一冊。

 

川端 裕人 著

『ペンギン日本人と出会う』

文藝春秋、2001.3.20
1,800円 (税込)

私達日本人は、ペンギンが好きな国民だ。しかしなぜペンギンなのか?そこには、かつての日本を支えた捕鯨があり、手探りで飼育技術を向上させた動物園の努力があった。そして今、絶滅の危機に瀕したペンギンたちを保護する活動が始まっている。筆者は、ペンギン達に関わってきた人たちのドラマを取材し、日本人に出会ったペンギン達の歴史と今を描き出した。この出会いはペンギン達に何をもたらすのだろうか?まずは、本書を読んでいただきたい。